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田舎から抜け出して都会に行きたい

ヘンフォード・オン・バグレー
オールドミルレーン3番地














prrrr....




「‥‥こんな朝早く。誰‥‥‥?」




「はい、もしもし‥‥」
『朝早くから恐れ入ります。わたくしA.I.スタッフィングの”デューク”と申します。』




(A.I.スタッフィング‥‥‥?)
『先日、ご応募いただいたオーディションの件でお電話させていただきました。』




(そうだ!オーディション!!)
『洗浄剤PR役の書類審査に合格致しましたのでご報告します。』
「や、やった!」
『おめでとうございます。来週オーディションを行いますので、San Myshunoの会場にお越しください。』

「はい、わかりました!‥‥はい、はい。‥‥‥失礼します!」




「‥‥‥‥」




「‥‥っしゃ!これを機にこの土地から出て一人暮らし!」
(てか、パパとママに話さないとなぁ。億劫だわ‥‥)







「あの‥‥パパ、ママ‥‥‥少しお話がアルノデスガ。」




「あら、マキちゃん。何だか話し方がおかしくないかしら?」
「そんな事は‥‥実は‥‥」




「なにィ!おおでしょんだとォ!しかも一人暮らしィ!?パパは許さないぞ、マキ!」




「ダメ、ダメ!都会、危ない!一人暮らし、ダメ!」
「そんな‥‥‥(なんでパパ、カタコトなの‥‥)」
「‥‥‥‥(何故片言なのかしら‥‥)」




「マキとアニーとパパとママと楽しくヘンフォード・オン・バグレーに居ればいいんだよ!ね、ママ!」
(絶対楽しく暮らせない!)
「‥‥‥‥パパ。」
「はい、ママ。」




「凄いじゃない、マキちゃん。頑張ってきなさいな!」
「むぅ。」




「えっ!いいの!?」




「ママ、ありがとう!大好き!!」
「マキ、パパにもハグを‥‥」
「じゃあ出発の準備してくるね!」
「‥‥‥ぐすん」




「いい加減、子離れしてくださいね、パパ。」
「‥‥はい。」




「あれ、アニー?」




「あ、お姉ちゃん!聞こえたよー。San Myshunoで一人暮らしするんでしょ!?」
「うん‥‥アニー、ママは心配ないだろうけど、ママとパパをよろしくね。」




「仕方ないな。ちゃんと女優として成功してよね。」
「がんばるよ。」




「よーし!嫌なこと終わったから、さっそく準備準備!




「思った以上の荷物になりそう。」








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いざ、San Myshunoへ。


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