
StrangerVille由来のネタバレ注意
ホラー苦手な方は注意


(‥‥あのジョセフ叔父さんは大丈夫かな)

「ジョ、ジョセフ叔父さん‥‥?」
「ん? なんだい、ナオミ。」

「叔父さん、夜、何処に行ってたの?」
「夜?どうしたんだい?藪から棒に‥‥」
「答えて、叔父さん。」

「夜‥‥確かに自室で寝ていたよ。
それがどうしたんだい?ナオミ。」

「なんでもない。変な事聞いてごめんなさい。」

「どうしたんだろう、ナオミ。」
「ジョセフに興味津々なのか‥‥パパ寂しい。」


「パパ‥‥」

「どうしたんだい?ナオミ。」

「パパ、怒らないで聞いてくれる?」
「怒らないよ。」
「あのね、実は‥‥」

「夜にね、みんな寝てるのに‥‥
ジョセフ叔父さんが何処かに行こうとしててね‥‥」

「だから、何処に行くのか聞こうと思って。
ジョセフ叔父さんに話しかけたらね‥‥」


「ジョセフ叔父さんじゃない声してたの‥‥」

「叔父さん笑ってて‥‥なんだか怖かった‥‥」

「叔父さんはどうしちゃったの?」
「‥‥ジョセフは疲れてるのかもしれないね。」

「疲れなくなったら元の叔父さんに戻る?」

「パパがなんとかするから大丈夫。」